マグニフィカSを買ったものの、「最初に何を設定すればいいの?」「コーヒーの量や濃さはどう変えるの?」と迷っていませんか。
全自動コーヒーマシンは便利な一方で、ボタンやダイヤルが多く、はじめて使うときは少し難しく感じやすいですよね。
この記事では、マグニフィカSの初期設定から、毎日のコーヒーの淹れ方、好みに合わせた調整方法までを、順番にわかりやすく解説します。
型番による操作の違いや、水硬度の設定、抽出量・温度・挽き目の調整ポイントも紹介するので、自分のマグニフィカSに合った使い方を確認しながら進められます。
お手入れや、コーヒーが薄い・ぬるいと感じるときの見直し方も押さえて、毎日の一杯をもっと気軽に楽しみましょう。
この記事でわかること
- マグニフィカSを使い始める際の初期設定と通水の流れ
- 型番の確認方法と、水硬度を本体に設定する手順
- 基本のコーヒー抽出方法と、抽出量・温度・挽き目の調整ポイント
- 日常のお手入れ、石灰除去、薄い・ぬるい・抽出が遅いときの確認事項
マグニフィカSの初期設定は給水・豆の投入・初回通水の順に進める

マグニフィカSを初めて使うときは、水タンクの準備・コーヒー豆の投入・本体内部への通水を順番に行うとスムーズです。
特に初回は給水経路に空気が入っていることがあるため、コーヒーを抽出する前に通水して水が出る状態を確認することが大切です。
操作ボタンや給湯ノズルの位置は型番で異なる場合があるため、付属の取扱説明書も手元に置いて進めると安心です。
設置場所を整えて水タンクと豆ホッパーを準備する
まずは、本体を安定した平らな場所に置き、電源コードを無理なくコンセントへつなげられる位置を確認します。
蒸気や熱が出ることがあるため、壁や棚にぴったり付けず、本体の周囲に少しゆとりを持たせてください。
- 水にぬれても困らない平らで安定した台に置く
- 熱や蒸気がこもりやすい狭い場所は避ける
- 水タンクや豆ホッパーを上から取り外せる空間を確保する
- 電源コードが引っ張られたり、足元にたまったりしないようにする
水タンクは取り外し、新しい水を目盛りの上限を超えないように入れてから、本体へしっかり戻します。
水道水以外の飲み物やお湯は入れず、必ず常温の新鮮な水を使ってください。
豆ホッパーには、焙煎されたコーヒー豆を必要な分だけ入れます。
香りを楽しみやすくするためにも、豆は一度に入れすぎず、飲む頻度に合わせて補充するのがおすすめです。
フレーバー付きの豆や油分が多い豆は、本体内部に付きやすいことがあるため、使用前に取扱説明書で対応可否を確認するとよいでしょう。
| 準備するもの | 確認したいこと |
|---|---|
| 水タンク | 新しい水が入っていて、本体へ奥までセットされているか |
| 豆ホッパー | コーヒー豆以外のものが入っていないか |
| 受け皿・かす受け | 本体に正しく取り付けられているか |
| カップまたは容器 | 通水時の水を受けられる大きさか |
電源を入れて初回の通水と空気抜きを行う
準備ができたら電源を入れ、本体が動作を始めるのを待ちます。
電源投入時には内部をすすぐために少量のお湯が出ることがあるので、抽出口の下にはカップや容器を置いておきます。
初回は給湯口やスチームノズル側からお湯を出し、給水経路に残った空気を抜く操作が必要になる場合があります。
一般的には、給湯口の下に容量に余裕のある容器を置き、給湯またはスチーム用の操作部を給湯側へ動かして、水が途切れずに出るまで待ちます。
水が安定して出たら操作部を元の位置に戻し、表示ランプや操作部が待機状態になるまで待機します。
- 抽出口と給湯口の下に容器を置く
- 電源を入れ、自動すすぎが終わるまで待つ
- 取扱説明書に沿って給湯操作を行う
- 水が安定して出たことを確認する
- 給湯操作を終了し、本体が使用できる状態になるのを待つ
初回通水で出たお湯は飲用せず、そのまま捨ててください。
通水を済ませておくと、次の操作でコーヒーを作る際にも水の流れを確認しやすくなります。
初回通水がうまくいかないときは給水状態を確認する
給湯操作をしても水が出ない、少しだけ出て止まるというときは、故障と決めつけずに給水まわりを確認してみましょう。
初回はタンクの取り付けがわずかに浮いていたり、内部に空気が残っていたりするだけで、水を吸い上げにくくなることがあります。
- 水タンクに十分な水が入っているか確認する
- 水タンクを一度外し、奥までまっすぐ取り付け直す
- 給湯口の下に容器を置き、給湯操作をもう一度試す
- 給湯操作部が途中ではなく、指定の位置まで動いているか確認する
- 受け皿や各部品が正しくセットされているか確認する
タンクを付け直したあとは、少し待ってから再度通水を試すと、水が出始めることがあります。
それでも改善しない場合は、無理に何度も操作を繰り返さず、型番に合った取扱説明書の案内やメーカーのサポート窓口を確認してください。
デロンギ「マグニフィカS」は型番によって操作部や設定項目が異なる

マグニフィカSは、見た目が似ていても型番によってボタンの配置や選べるメニュー、設定の呼び出し方が異なります。
設定を始める前に、本体の型番と取扱説明書が合っているか確認することが大切です。
同じ「マグニフィカS」という名称で紹介されている情報でも、お持ちの機種には当てはまらない場合があります。
本体前面や側面、背面などにある銘板を確認し、「ECAM」から始まる型番を見つけてください。
型番が分かれば、デロンギ公式サイトで該当する取扱説明書を探しやすくなります。
ECAM22110とECAM23120の違いを確認する
ECAM22110とECAM23120は、どちらもマグニフィカSシリーズとして知られていますが、操作部のデザインや搭載されているメニューに違いがあります。
そのため、インターネット上で見つけた手順をそのまま試すのではなく、ボタンの名称とマークを本体で見比べるようにしましょう。
| 確認したいポイント | ECAM22110 | ECAM23120 |
|---|---|---|
| 操作部 | ダイヤルや抽出ボタンを中心とした操作部かを確認します。 | メニューボタンや表示マークの種類を確認します。 |
| コーヒーメニュー | 基本のコーヒー抽出に関する表示を確認します。 | 機種によっては、カフェ・ジャポーネなどの専用メニュー表示があります。 |
| 設定の呼び出し方 | 特定のボタンを長押しする方式かを取扱説明書で確認します。 | メニューボタンとランプ表示を使う方式かを確認します。 |
| 見分ける方法 | 本体の型番ラベルと前面パネルのボタン表示を照らし合わせます。 | 本体の型番ラベルと前面パネルのメニューマークを照らし合わせます。 |
ECAM23120では、一般的なコーヒー抽出ボタンのほかに、専用メニューを示すマークがあるモデルがあります。
一方で、ECAM22110では同じマークが見当たらないことがあるため、ボタン数だけで同一機種だと判断しないほうが安心です。
操作部にある記号が分かりにくいときは、取扱説明書の「各部の名称」や「操作パネル」のページを見ると確認しやすくなります。
- 型番の末尾まで確認する。
- 本体のボタン名と取扱説明書の表記を見比べる。
- 動画やブログの機種名が自分の型番と一致しているか確認する。
- 操作ボタンが異なる場合は、近い見た目でも手順を流用しない。
マグニフィカS カプチーノは専用機能を取扱説明書で確認する
「マグニフィカS カプチーノ」と呼ばれるモデルは、ミルクを使うメニューに対応した仕様が含まれるため、通常のマグニフィカSとは操作部や確認事項が異なることがあります。
ミルク用の容器や専用の操作部が付いている場合は、ミルクメニュー用の取扱説明書の案内を優先してください。
コーヒーの量や温度などの設定と、ミルク機能に関する操作は、同じ手順とは限りません。
とくに、ミルク容器の接続位置や洗浄に関する表示は、搭載されているミルク機能によって確認方法が変わります。
本体に「CAPPUCCINO」などの表記があるからといって、すべてのマグニフィカSで同じ操作ができるわけではありません。
型番に対応した説明書で、搭載メニューと操作パネルの対応を確認してから使い始めましょう。
海外向けMagnifica S Smartとの違いに注意する
海外では「Magnifica S Smart」という名称の製品が販売されていることがありますが、日本国内向けのマグニフィカSとは型番や操作表示が異なる場合があります。
海外向けの動画や説明ページでは、ボタンの名称が日本語ではなく、メニュー構成も異なることがあります。
海外向けの手順を参考にする際は、操作部の見た目だけで判断しないように注意してください。
電源仕様や付属品、対応する機能が異なる可能性もあるため、日本国内で使用している本体は国内向けの型番に対応した案内を確認するのが基本です。
検索結果に海外向けの情報が多く表示されたときは、「型番+取扱説明書」または「型番+デロンギ」で検索すると、必要な情報を絞り込みやすくなります。
水硬度は付属のチェッカーで測定して本体に設定する

マグニフィカSを使い始める前には、付属の水硬度チェッカーで水道水の硬度を確認し、本体の水硬度レベルを合わせることが大切です。
測定結果に合った設定にしておくと、本体が石灰除去のお知らせを出す目安を使っている水に合わせやすくなります。
水硬度はコーヒーの濃さを変える設定ではないため、味の好みとは分けて考えましょう。
水硬度チェッカーを水に浸して測定する
水硬度チェッカーは、細長い試験紙のような付属品で、水に含まれるミネラル分の多さを確認するために使います。
地域や住まいによって水道水の硬度は異なるため、引っ越し後や給水する水を変えたときにも確認しておくと安心です。
基本的には、次の流れで測定します。
- 水硬度チェッカーを用意します。
- 普段マグニフィカSに入れる水道水を、清潔なコップなどに取ります。
- チェッカーの判定部分を水に短時間浸します。
- 水から取り出して軽く水気を切り、取扱説明書で案内されている時間まで待ちます。
- 色が変化したマスの数を確認します。
多くのチェッカーは、一定時間待つと判定部分の色が変わり、変化したマスの数から硬度の目安を確認できます。
判定するまでの待ち時間や色の見方は型番によって案内が異なる場合があるため、手元の取扱説明書もあわせて確認してください。
チェッカーを水に長く浸しすぎたり、判定前に触ったりすると、見え方が分かりにくくなることがあります。
色の変化が判断しにくいときは、明るい場所で確認するか、新しいチェッカーがある場合はもう一度測ってみましょう。
測定結果に合う水硬度レベルを選ぶ
測定後は、色が変わったマスの数に対応する水硬度レベルを、本体の設定画面または操作ボタンで選びます。
マグニフィカSでは、一般的に水硬度を複数段階から選ぶ仕様ですが、操作方法や表示は型番ごとに異なります。
| チェッカーの結果 | 本体で選ぶ目安 |
|---|---|
| 色が変わったマスが少ない | 低い水硬度レベルを選びます。 |
| 色が変わったマスが中程度 | 中間の水硬度レベルを選びます。 |
| 色が変わったマスが多い | 高い水硬度レベルを選びます。 |
たとえば、取扱説明書に「変色したマスの数」と「レベル1〜4」の対応表がある場合は、その表どおりに設定すれば大丈夫です。
自己判断で最も高い、または最も低いレベルに固定しないことがポイントです。
硬度が高い地域で低いレベルを選ぶとお知らせが遅くなりやすく、反対に硬度が低い地域で高いレベルを選ぶと早めにお知らせが出ることがあります。
設定変更の際は、電源が入っている状態で特定のボタンを長押しする機種や、ランプの点滅回数でレベルを選ぶ機種があります。
操作に迷ったら、本体底面や側面に記載された型番を確認し、対応する取扱説明書の「水硬度設定」のページを見ながら進めましょう。
水硬度設定は石灰除去のタイミングに関わる
水硬度設定は、マグニフィカSが石灰除去を案内するタイミングの目安に関わる項目です。
水に含まれるミネラル分が多いほど、本体内部に付着物がたまりやすい傾向があるため、硬度が高い設定では案内が早めになるよう考えられています。
そのため、水硬度を正しく登録しておくことは、日々の使いやすさを保つための準備のひとつです。
一度設定したあとも、浄水器を使い始めた場合や、ミネラルウォーターを使うようになった場合は、水の種類に応じて見直すとよいでしょう。
ただし、使用する水の種類によってはコーヒーマシンへの利用が向かないものもあるため、飲用水として問題がないかだけでなく、本体の案内も確認してください。
石灰除去の表示が出たときは先延ばしにせず、型番に合った手順と専用のお手入れ用品を確認して対応することが大切です。
基本のコーヒーは電源投入から予熱完了後に抽出する

マグニフィカSで基本のコーヒーを淹れるときは、電源を入れて予熱が終わり、操作ボタンの表示が点灯したことを確認してから抽出するのが基本です。
豆と水をセットした状態で、飲みたい量に合わせて1杯または2杯の抽出ボタンを押せば、全自動で豆を挽いてコーヒーを抽出できます。
電源を入れると本体内部の洗浄が行われ、お湯が抽出口から出ることがあります。
あらかじめ抽出口の下にカップや受け皿を置き、洗浄後に表示が安定するまで少し待ちましょう。
表示ランプが点滅している間は準備中のため、ボタンを押してもすぐに抽出できない場合があります。
操作部のランプが点灯し、抽出ボタンを選べる状態になってから操作すると、落ち着いて準備できます。
| 抽出前に確認したいこと | 確認のポイント |
|---|---|
| 水タンク | 必要な量の水が入っていて、奥まで正しくセットされているか確認します。 |
| 豆ホッパー | コーヒー豆を入れ、ふたを閉めた状態にします。 |
| カス受け・トレイ | 満水や満杯の表示が出ていないかを確認します。 |
| カップ | 抽出口の中央に置き、必要に応じて抽出口の高さを近づけます。 |
特に朝の1杯など、すぐに飲みたいときは電源を入れたあとにカップを準備すると流れがスムーズです。
抽出後は、抽出口付近に残った水滴を軽く拭いておくと、次に使うときも気持ちよく使えます。
カップを置いて1杯または2杯の抽出ボタンを選ぶ
予熱が完了したら、コーヒー抽出口の下にカップを置き、飲みたい杯数に合わせて1杯用または2杯用の抽出ボタンを押します。
1杯用のボタンでは1杯分を、2杯用のボタンでは2杯分を続けて抽出するため、2杯用を選ぶときは必ずカップを2つ置くか、大きめの容器を用意することが大切です。
小さめのカップを使う場合は、抽出口をできるだけ低い位置まで下げておくと、コーヒーの飛び散りを抑えやすくなります。
- 1杯分を淹れるときは、抽出口の真下にカップを1つ置きます。
- 2杯分を淹れるときは、左右の抽出口の下にカップを1つずつ置きます。
- 背の高いカップを使うときは、抽出口に無理に触れないよう高さを確認します。
抽出が始まると、豆を挽く音のあとに少量のコーヒーが出始め、続いて本格的に抽出されます。
途中で抽出を止めたいときの操作は型番によって異なるため、本体表示や取扱説明書を確認してください。
抽出中はカップを動かさず、終了するまでそのまま待つとこぼれにくく安心です。
豆量調整つまみでコーヒーの濃さを変える
マグニフィカSの豆量調整つまみは、1杯を抽出するときに使う豆の量を調整し、コーヒーの濃さの好みに近づけるためのものです。
つまみを弱める方向にすると軽めの印象になりやすく、強める方向にするとしっかりした味わいになりやすい傾向があります。
ただし、豆の種類や焙煎の深さによって感じ方は変わるため、最初から大きく動かすのではなく、少しずつ試すのがおすすめです。
- まずはつまみを中央付近にして1杯淹れます。
- もう少ししっかりした味が好みなら、つまみを少しだけ強める方向へ動かします。
- 濃く感じる場合は、反対方向へ少し戻して次の抽出で確認します。
つまみを動かした直後は変化が分かりにくいこともあるため、数杯飲みながら自分に合う位置を見つけるとよいでしょう。
豆量調整つまみは、好みの味を見つけるための小さな調整から始めると、変化を比較しやすくなります。
なお、つまみの位置や表示方法は型番によって異なるため、無理に回したり、範囲外まで動かしたりしないよう注意してください。
粉コーヒーを使うときは専用投入口へ1杯分ずつ入れる
コーヒー豆ではなく粉コーヒーを使いたいときは、豆ホッパーではなく本体上部などにある専用の粉投入口を使います。
粉コーヒー用の操作を選んでから、付属スプーンなどで1杯分だけを投入口に入れるのが基本です。
粉を入れたあとは、通常と同じようにカップを置き、抽出ボタンを押してコーヒーを淹れます。
- 粉コーヒーは、1回の抽出ごとに必要な分だけ入れます。
- 投入口にはインスタントコーヒーやココアなどを入れません。
- 粉を入れすぎると、抽出がうまく進まない場合があります。
- 粉コーヒーを使わないときは、投入口に粉を残さないようにします。
粉コーヒーは、カフェインを控えたいとき用の豆や、その日に飲みたい別の味を試したいときにも便利です。
一方で、粉コーヒーを使うための選択をせずに投入口へ入れると、意図した抽出にならないことがあるため、操作部の表示を確認してから入れましょう。
粉の量や対応するコーヒーの種類は型番ごとに案内が異なるため、付属スプーンの分量と取扱説明書の記載を優先すると安心です。
抽出量・温度・挽き目を調整すると好みの味に近づけられる

マグニフィカSは、エスプレッソの抽出量・抽出温度・豆の挽き目を少しずつ調整することで、好みに近い一杯を目指せます。
一度に複数の項目を変えず、ひとつずつ試すと、味の変化がわかりやすくなります。
操作方法や設定できる内容は型番によって異なるため、操作部の表示と取扱説明書を確認しながら進めてください。
エスプレッソ1杯の抽出量を変更して登録する
エスプレッソ1杯の量は、普段使うカップに合わせて登録できる機種があります。
少なめにすると濃厚な印象になりやすく、多めにするとゆっくり楽しみたいときに便利です。
抽出量を変えても、豆の量そのものが同じとは限らないため、味の濃さと量を分けて考えると調整しやすいでしょう。
登録できる機種では、エスプレッソ1杯用のボタンを長押しして抽出を始め、好みの量まで注いだところでボタンを離す、またはもう一度押して終了する方法が基本です。
抽出が終わると、その量が次回以降のエスプレッソ1杯分として記憶されます。
- いつも使いたいカップを抽出口の下に置きます。
- エスプレッソ1杯用のボタンを、登録操作に入るまで長押しします。
- 希望の量まで抽出されたら、取扱説明書で案内されている方法で抽出を停止します。
- 次回に同じボタンを押し、登録した量で抽出されるか確認します。
登録前にカップの容量を確認しておくと、あふれにくく安心です。
来客用などでいつもと違うサイズのカップを使う日は、必要に応じて一時的に抽出を止めるか、抽出量を登録し直しましょう。
初期設定に戻したい場合の操作は機種ごとに異なるため、説明書の「初期化」や「飲料設定」の案内を確認してください。
抽出温度を4段階から選ぶ
対応するマグニフィカSでは、抽出温度を4段階から選べます。
熱めが好みなら高めの設定、苦味をやわらかく感じたいときは低めの設定から試すと、自分の好みを見つけやすいでしょう。
温度の設定は、操作パネルから設定モードに入り、温度に関する項目を選んで変更する流れです。
機種によっては、ランプの点灯数や点滅位置で選択中の温度を確認します。
| 設定の目安 | 試しやすい場面 |
|---|---|
| 低め | 熱すぎる飲み物が苦手なときや、豆の風味をゆっくり確かめたいときです。 |
| 中間 | まず基準となる設定を決めたいときです。 |
| 高め | 熱めのコーヒーが好きなときや、ミルクを加える前のコーヒーをしっかり温かくしたいときです。 |
ただし、カップが冷えていると、設定を高くしても飲むときの温度は下がりやすくなります。
温度の違いを比べるときは、同じカップを使い、できればあらかじめ温めてから試すのがおすすめです。
温度設定を変更した直後は、数杯飲んでから好みを判断すると、違いをつかみやすくなります。
グラインダーノブは豆を挽いている間に少しずつ回す
グラインダーノブは、コーヒー豆の挽き目を調整するためのつまみです。
マグニフィカSでは、豆を挽いている最中に少しずつ回すことが基本です。
停止中に大きく回すと、内部に残っている豆や粉の状態によっては動かしにくい場合があります。
調整したいときは、コーヒー抽出を開始してミルが作動していることを確認してから、目盛りを1つ程度ずつ動かします。
- 細かく挽く方向では、抽出に時間がかかり、味がしっかり感じられる傾向があります。
- 粗く挽く方向では、抽出が比較的すっきりした印象になりやすいです。
- 一度に大きく動かすのではなく、少しずつ変えると好みの位置を探しやすくなります。
ノブの回転方向や目盛りの意味は型番によって見え方が異なるため、本体の表示をよく確認してください。
無理に回らないときは力を加えず、抽出時の動作中に改めて少量だけ調整しましょう。
挽き目の変更後は数杯抽出して味を確かめる
挽き目を変えた直後は、グラインダー内部に前の挽き目の粉が残っているため、最初の1杯だけでは変化を判断しにくいことがあります。
目安として2〜3杯ほど抽出してから、香り・濃さ・後味を比べてみてください。
比べるときは、豆の種類、抽出量、温度をなるべく同じにすると、挽き目による違いを確認しやすくなります。
好みの味に近づけるには、「少し細かくする」「数杯試す」「まだ違うと感じたらもう一段階だけ動かす」という流れがおすすめです。
焦らず小さく調整を重ねることが、毎日おいしく楽しめる設定を見つける近道になります。
カフェ・ジャポーネとミルクメニューは機能に合わせて操作する

マグニフィカSでは、カフェ・ジャポーネ機能やスチームノズルを使うことで、いつものコーヒーとは少し違う味わいも楽しめます。
操作ボタンや抽出量の変更方法は型番によって異なるため、本体表示と取扱説明書を確認しながら進めることが大切です。
ミルクメニューは、スチームで作った泡立ちミルクや温めたミルクをコーヒーに合わせると、カフェらしい一杯に仕上げやすくなります。
カフェ・ジャポーネの抽出量変更は型番ごとの仕様を確認する
カフェ・ジャポーネは、エスプレッソのような香りやコクを楽しみながら、日本のコーヒーになじみやすい量で味わえるメニューです。
通常のコーヒーよりも、しっかりした飲みごたえを感じたいときに向いています。
マグニフィカSのなかにはカフェ・ジャポーネに対応する型番がありますが、すべての機種に同じボタンや設定項目があるわけではありません。
専用ボタンがあるタイプでは、電源と予熱の完了後にカフェ・ジャポーネのボタンを押して抽出します。
一方で、メニュー切り替えや表示部から選択するタイプもあるため、ボタンの名称やマークを確認してください。
抽出量を変更できる仕様の場合は、ボタンの長押しなどで登録する方式が採用されていることがあります。
ただし、長押しの時間や登録できる範囲は機種ごとに異なるため、自己判断で操作を続けず取扱説明書の手順に従いましょう。
| 確認したいこと | 見る場所 |
|---|---|
| カフェ・ジャポーネの搭載有無 | 本体の操作パネル・取扱説明書のメニュー一覧 |
| 抽出量を変えられるか | 取扱説明書の「コーヒー量の設定」などの項目 |
| 操作方法 | 専用ボタン・メニュー選択・長押し操作の案内 |
抽出中にカップがいっぱいになりそうなときは、停止操作を行い、次回から使いやすい量を確認しておくと安心です。
スチームでミルクを泡立ててカプチーノを作る
カプチーノは、エスプレッソに温かいミルクときめ細かな泡を重ねて楽しむメニューです。
マグニフィカSのスチームノズルを使えば、自宅でもふんわりしたミルクを作れます。
まず、エスプレッソまたは好みの濃さで抽出したコーヒーをカップに用意します。
次に、冷たいミルクをミルクピッチャーなどの耐熱容器へ入れます。
ミルクは泡立てると量が増えるため、容器の半分より少なめを目安に入れると扱いやすくなります。
- スチームノズルの先端をミルクの表面近くに入れます。
- スチームを出し、空気を含ませるように泡を作ります。
- 泡ができてきたらノズルを少し深めに入れ、ミルク全体を温めます。
- 容器の底が熱くなりすぎないうちにスチームを止めます。
- 泡立てたミルクをコーヒーへゆっくり注ぎます。
最初からノズルを深く入れすぎると、泡が作りにくいことがあります。
反対に、ノズルの先端がミルクから出ると飛び散る場合があるため、先端はミルクの中に保ったまま操作してください。
泡が粗くなったときは、ピッチャーの底を台に軽く当て、ゆっくり回すようにすると表面がなめらかになりやすいです。
温めたミルクを使ってカフェラテに仕上げる
カフェラテは、エスプレッソに温かいミルクを多めに合わせる、やさしい口当たりのメニューです。
カプチーノよりも泡を少なめにし、なめらかな温かいミルクを注ぐのが仕上げのポイントになります。
ミルクを温める際は、スチームノズルをミルクの中にやや深めに入れ、空気を入れすぎないようにします。
表面に少量の泡がある程度でも、カフェラテらしい軽やかな見た目に仕上がります。
- 濃い味が好みの場合:エスプレッソをベースにする
- やわらかい味が好みの場合:ミルクの量を少し多めにする
- 泡を楽しみたい場合:ミルク表面近くで短時間だけ空気を含ませる
ミルクを注ぐ順番は、先にコーヒーを抽出してから温めたミルクを加える方法がわかりやすいです。
忙しい朝でも、コーヒーとミルクの量を自分好みに整えられるのが手作りのよさです。
スチームノズルは使用後すぐにお手入れする
スチームノズルはミルクが付きやすいため、使い終わったらできるだけ早くお手入れしましょう。
ミルクが乾いてしまうと拭き取りにくくなり、次に使うときのスチームも出にくくなる場合があります。
スチームを止めた後は、ノズルの外側を清潔で湿らせた布で拭き取ります。
その後、周囲に注意しながら短時間スチームを出し、ノズル内部に残ったミルクを流します。
お手入れの前後はノズルが熱くなっていることがあるため、直接触れず、十分に注意して扱ってください。
ノズルの取り外しや分解が必要な場合は、必ず本体が冷めてから取扱説明書に沿って行いましょう。
毎回のひと手間を習慣にすると、カプチーノやカフェラテを気持ちよく楽しみやすくなります。
自動電源オフと省エネ機能は使い方に合わせて設定する

マグニフィカSは、自動電源オフまでの時間と省エネ機能を使い方に合わせて見直すと、毎日の準備がよりスムーズになります。
短時間で何杯か飲む日は電源オフまでを長めに、朝に1杯だけ飲むことが多い日は短めにすると、使い勝手を整えやすいです。
ただし、操作ボタンや設定方法は型番によって異なるため、表示や取扱説明書を確認しながら進めてください。
自動電源オフまでの時間を変更する
自動電源オフは、最後の操作から一定時間が経過すると本体の電源を切る機能です。
消し忘れが気になる場合や、外出前に慌てたくない場合に便利です。
一方で、家族で続けてコーヒーを飲む時間帯に設定が短すぎると、その都度予熱を待つことになります。
自分がコーヒーを飲む間隔に合わせて、無理のない時間を選ぶことがポイントです。
| 使い方の例 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 朝に1杯だけ飲むことが多い | 短めの時間を検討する |
| 家族で順番に使うことが多い | 少し長めの時間を検討する |
| 来客時や休日に何杯も淹れる | 途中で電源が切れにくい設定を選ぶ |
設定は、本体のメニューボタンや設定モードから行うタイプが一般的です。
操作部にランプのみがあるモデルでは、点灯や点滅の組み合わせで時間を選択する場合があります。
画面表示があるモデルでは、メニュー内の自動電源オフに関する項目から変更できる場合があります。
設定中に電源を切ったり、表示の意味が分からないままボタンを押したりしないようにしましょう。
変更後は、設定が確定したことをランプや表示で確認しておくと安心です。
省エネ機能の設定と動作を確認する
省エネ機能は、待機中の消費を抑えるために、本体の加熱に関わる動作を控えめにする機能です。
自動電源オフとは異なり、電源が切れる前の待機状態に関係する設定として考えると分かりやすいです。
省エネ機能を有効にすると、使用状況によっては抽出前の準備に少し時間がかかるように感じることがあります。
すぐに次の1杯を淹れたい場面が多いなら、使い心地を確認しながら設定を選ぶのがおすすめです。
- 電源を入れたままにする時間が長い場合は、省エネ機能を活用しやすいです
- 朝の忙しい時間に連続して使う場合は、準備時間とのバランスを確認します
- 設定を変えた後は、いつものタイミングで使って違和感がないか試します
省エネ機能のオン・オフや設定変更も、機種によってボタン操作が異なります。
本体のランプ表示だけで判断しにくいときは、型番に合った取扱説明書の「省エネ」または「節電」に関するページを確認してください。
自動電源オフと省エネ機能は、どちらか一方だけでなく、セットで見直すと暮らしに合った状態にしやすくなります。
電源オン・オフ時の自動洗浄に備えてトレイを置く
マグニフィカSは、電源を入れたときや切るときに、内部をすすぐためのお湯が抽出口から出ることがあります。
この動作に備えて、電源操作をする前には必ず抽出口の下に水受けトレイを正しくセットしておきましょう。
カップを置いて受ける方法もありますが、すすぎのお湯を受ける量やタイミングは状況によって変わるため、まずは本体のトレイを基本にするのが安心です。
- 水受けトレイが奥まで入っているか確認します
- 抽出口の下に十分なスペースがあるか確認します
- 電源を入れる、または電源を切る操作をします
- すすぎ動作が終わるまで本体の周囲を片付けずに待ちます
特に電源オフの直後は、抽出口まわりが温かくなっていることがあります。
水受けトレイを取り出す必要があるときは、すすぎが終わったことを確認してからゆっくり扱ってください。
毎回トレイをセットしてから電源操作をする習慣をつけると、キッチンまわりを気持ちよく保ちやすくなります。
日常のお手入れと石灰除去で使いやすい状態を保つ

マグニフィカSを気持ちよく使い続けるには、水タンク・カス受け・水受けトレイをこまめに洗い、抽出ユニットも定期的に水洗いすることが大切です。
また、除石灰ランプが点灯したら、先延ばしにせず取扱説明書の案内に沿って石灰除去を行いましょう。
日々の簡単なお手入れと、必要なタイミングでの石灰除去を続けることで、コーヒーを淹れる準備がしやすくなります。
水タンク・カス受け・トレイを定期的に洗う
水タンクやカス受け、水受けトレイには水分やコーヒーかすが残りやすいため、使用状況に合わせて洗浄しましょう。
とくにカス受けは、コーヒーを淹れた回数が増えると内部にかすがたまりやすくなります。
カス受けと水受けトレイは、表示や量にかかわらず、こまめに確認する習慣をつけると安心です。
| お手入れする場所 | 確認したいこと | 基本のお手入れ |
|---|---|---|
| 水タンク | 水のにおいや汚れが残っていないか | 水を捨ててすすぎ、清潔な水を入れる |
| カス受け | コーヒーかすがたまっていないか | かすを捨ててから水洗いし、よく乾かす |
| 水受けトレイ | 排水やコーヒー液がたまっていないか | 取り外して洗い、各部を元の位置に戻す |
お手入れの前には本体の操作を終え、熱いお湯や蒸気が出ていないことを確認してください。
部品を取り外すときは、無理に引っ張らず、ゆっくりまっすぐ扱うことがポイントです。
洗った部品は水気を軽く拭き取り、濡れたまま本体へ戻さないように注意しましょう。
水タンクに入れる水は、長時間残したままにせず、できるだけ新しい水に入れ替えると毎日の準備がスムーズです。
抽出ユニットを取り外して水洗いする
抽出ユニットは、豆を挽いたあとのコーヒーをまとめて抽出する大切な部品です。
内部にコーヒー粉が残り続けると取り扱いにくくなることがあるため、定期的に取り外して状態を確認しましょう。
抽出ユニットを外すタイミングや取り外し方は型番によって異なるため、必ず電源を正しい手順で切ってから取扱説明書を確認してください。
- 本体の電源を切り、動作が完全に止まったことを確認します。
- 水タンクや水受けトレイなどを外し、抽出ユニットに手が届く状態にします。
- 本体に付いている解除部分を操作して、抽出ユニットをゆっくり取り外します。
- ぬるま湯または水でやさしく洗い、コーヒー粉が残っていないか確認します。
- 十分に乾かしてから、向きと位置を確かめて本体へ戻します。
抽出ユニットは、基本的に洗剤を使わず水洗いする案内の機種が多いため、洗剤の使用可否はお持ちの型番の取扱説明書を優先してください。
固いブラシや先の鋭い道具でこすらず、見える範囲の粉を水で流すように扱うと安心です。
取り付け後にトレイやカス受けが奥まで入らないときは、抽出ユニットが正しく収まっているかをもう一度確認しましょう。
除石灰ランプが点灯したら案内に沿って石灰除去を行う
除石灰ランプは、本体内部に水の成分による付着物がたまりやすい時期を知らせる目安です。
ランプが点灯したら、指定または対応する除石灰剤を用意し、機種に合った手順で石灰除去を進めます。
石灰除去には排水を受けるための大きめの容器と、すすぎ用の新しい水が必要になることがあります。
- 作業前に、水受けトレイや抽出口まわりを確認します。
- 水タンクの水を空にし、取扱説明書の案内に合わせて除石灰剤と水を入れます。
- 抽出口や給湯ノズルの下に、十分な容量の容器を置きます。
- 本体のランプ表示やボタン操作に従って、石灰除去プログラムを開始します。
- 終了後は水タンクをよくすすぎ、案内された回数のすすぎ運転を最後まで行います。
石灰除去中は途中で電源を切ったり、水タンクが空のまま運転を続けたりしないようにしましょう。
また、自己判断で家庭用の洗浄用品などを使うと、本体に合わない場合があります。
使う除石灰剤や分量は、必ず取扱説明書の記載を確認してください。
石灰除去後もランプが消えない場合は手順の完了状態を確認する
石灰除去を行ったあともランプが消えないときは、すすぎ運転を含む一連の手順が最後まで完了していない可能性があります。
慌てて同じ操作を繰り返す前に、本体の表示と取扱説明書を見比べて、どの段階で止まっているかを確認しましょう。
- 除石灰剤を入れたあとの洗浄運転が完了しているか確認します。
- 水タンクを空にしてすすいだあと、きれいな水を入れてすすぎ運転を終えたか確認します。
- 水タンクやトレイが正しくセットされているか確認します。
- 型番ごとの終了操作やボタン操作を行ったか確認します。
マグニフィカSは型番によってランプ表示や操作の流れが異なるため、ランプだけで判断しにくい場合があります。
説明書どおりに完了させても表示が変わらないときは、無理に分解せず、デロンギのサポート窓口へ相談すると安心です。
薄い・ぬるい・抽出が遅いときは設定と本体の状態を見直す

マグニフィカSのコーヒーが薄い、ぬるい、または抽出に時間がかかると感じるときは、豆量・挽き目・温度設定を少しずつ見直すことが基本です。
一度に複数の項目を変えるのではなく、気になる原因をひとつずつ確認すると、自分好みの仕上がりを見つけやすくなります。
お湯が出ない場合は、水タンクのセット状態や本体内部の空気が影響していることもあるため、無理に操作を続けず落ち着いて確認しましょう。
| 気になる状態 | まず見直したいポイント |
|---|---|
| 味が薄い | 豆量、挽き目、豆の状態 |
| ぬるく感じる | 温度設定、カップの予熱 |
| 抽出が遅い | 挽き目、豆の油分、内部の状態 |
| お湯が出ない | 水タンク、水量、空気抜きの手順 |
コーヒーが薄いときは豆量と挽き目を調整する
コーヒーが物足りなく感じるときは、まず豆量の設定を少し増やし、味の変化を確認してみましょう。
マグニフィカSでは、豆の量を増やすことで、1杯あたりに使うコーヒー粉の量を調整できます。
濃さを出したい場合は、豆量を増やしてから挽き目を調整すると、変化を判断しやすくなります。
豆量を変えても薄く感じる場合は、挽き目を少し細かい方向へ調整する方法があります。
細かく挽くほどお湯が粉に触れる時間が長くなりやすく、味わいがしっかり感じられることがあります。
ただし、細かくしすぎると抽出に時間がかかる場合があるため、調整は少しずつ行うことが大切です。
- 豆量をひと段階上げて、味の濃さを確認します。
- 変化が足りないときだけ、挽き目を少し細かい方向へ動かします。
- 調整後は数杯抽出して、味が安定するかを確認します。
- 長期間保管した豆を使っている場合は、豆の香りや状態も見直します。
挽き目調整ダイヤルの操作方法は型番によって異なるため、取扱説明書の案内を確認してください。
一般的には、グラインダーが動いているタイミングで調整する案内があるため、止まっている状態で無理に回さないようにしましょう。
ぬるいときは温度設定とカップの予熱を見直す
コーヒーがぬるいと感じるときは、本体の温度設定だけでなく、冷たいカップに注いでいないかも確認してみましょう。
カップが冷えていると、抽出したコーヒーの熱がカップに移り、飲むころにはぬるく感じやすくなります。
抽出前にカップを温めておくことは、手軽にできる見直しポイントです。
- 本体の温度設定が変更できる型番か、取扱説明書で確認します。
- 温度を変更できる場合は、ひとつ上の設定で飲み心地を確かめます。
- 抽出前にカップへお湯を入れ、カップ全体を温めます。
- お湯を捨ててから、いつもどおりにコーヒーを抽出します。
厚みのあるカップや大きめのマグカップは、十分に温まるまで少し時間がかかることがあります。
また、抽出後に長く置くほど温度は下がるため、できるだけ早めに楽しむのがおすすめです。
温度設定の有無や操作方法はモデルごとに異なるので、表示ランプやボタンの組み合わせだけで判断しないようにしましょう。
抽出が遅いときは挽き目を少し粗くする
抽出が以前よりゆっくりになったときは、挽き目が細かすぎる状態になっている可能性があります。
細かい粉はお湯が通りにくくなることがあり、抽出時間が長くなったり、出る量が少なく感じたりする場合があります。
そのようなときは、挽き目を少しだけ粗い方向へ調整して、抽出の様子を確認してみてください。
| 調整の考え方 | 確認したい変化 |
|---|---|
| 細かい挽き目から少し粗くする | 抽出の流れがなめらかになるか |
| 一度に大きく動かさない | 味わいが急に変わりすぎないか |
| 数杯抽出して様子を見る | 設定変更後の状態が安定するか |
挽き目を粗くしすぎると、今度は味が軽く感じられることがあるため、少しずつ調整するのがポイントです。
油分が多い豆や表面がつやつやした豆は、状態によってはグラインダーまわりに影響することもあります。
豆の種類を変えた直後に抽出の様子が変わった場合は、設定だけでなく使用している豆との相性も確認してみましょう。
調整しても極端に時間がかかる状態が続く場合は、無理に何度も抽出せず、取扱説明書やサポート窓口を確認すると安心です。
お湯が出ないときは水タンクと空気抜きを確認する
給湯ノズルからお湯が出ないときは、水タンクの水量とセット状態を最初に確認しましょう。
水が入っていても、水タンクが奥まで正しく差し込まれていないと、本体が給水できないことがあります。
水タンクを一度取り外し、入れ直してから表示ランプや本体の案内を確認してみてください。
- 水タンクに十分な水が入っているか確認します。
- 水タンクのふたや吸水部分にずれがないか確認します。
- トレイやカス受けが正しい位置に収まっているか確認します。
- 取扱説明書に記載された空気抜きの手順を確認します。
水タンクを空にした状態で動作させたあとなどは、本体内部に空気が入り、お湯が出にくくなる場合があります。
この場合は、型番に合った手順で給湯やスチーム機能を使い、空気を抜く操作が案内されていることがあります。
空気抜きの操作は機種によって異なるため、自己流でボタンを長押ししたり、部品を取り外したりしないようにしましょう。
確認後も水を吸い上げる様子がない場合や、表示に普段と違う変化がある場合は、使用をいったん止めてサポート窓口へ相談すると安心です。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 初期設定は、給水・豆の投入・初回通水の順に進める
- 設定前に「ECAM」から始まる型番と取扱説明書を確認する
- 付属の水硬度チェッカーで測定し、本体の水硬度設定を合わせる
- 電源投入後は予熱と内部洗浄が終わってからコーヒーを抽出する
- 抽出量・温度・挽き目は、一度にひとつずつ調整する
- カフェ・ジャポーネやミルクメニューは、搭載機能に合わせて楽しむ
- 自動電源オフと省エネ機能を生活リズムに合わせて見直す
- 日常のお手入れと、案内に沿った石灰除去を続ける
- 味や抽出の気になる点は、設定と本体の状態を落ち着いて確認する
マグニフィカSは、最初に水硬度や基本の使い方を整えておくと、毎日のコーヒー作りがぐっとスムーズになります。
まずは説明書を見ながら、給水や初回通水、好みに合わせた抽出量の調整など、できるところから少しずつ試してみてください。
味がしっくりこないときも、豆量や挽き目、温度をひとつずつ変えていけば、自分らしい一杯に近づけやすくなります。
こまめなお手入れも取り入れながら、おうちで気軽にカフェのようなコーヒー時間を楽しんでください。
